商売のポイント

デバウ商会の思惑

鉱物商デバウ商会は北の地で大きな戦を起こすつもりらしく、レスコに武力を集めているという噂があった。その目的は、北の地の征服とも鉱山の更なる開発とも言われていた。だが商会は、レスコに集めた傭兵団たちに宿と食事を提供しているものの、一向に戦を始める気配はない。しかも町は不穏な空気どころか平和そのもの。果たしてデバウ商会の企みとは……?

鉱物商が牛耳る町レスコ
ロエフ川の上流、北に広がる山脈の入り口に位置する町で、大鉱山地帯を長年独占してきた鉱物商デバウ商会が牛耳っている。また、プロアニア国の領域外になるため、内部の情報が少ない。デバウ商会が戦のため町に武力を集めているという噂だったが、ロレンスたちが訪れたとき、町は意外にも活気に溢れた平和な様子であった。

ルワード・ミューリ

ホロの故郷の仲間であるミューリの名前を冠す『ミューリ傭兵団』の団長。傭兵団を率いてレスコに逗留している。

マックス・モイジ

ミューリ傭兵団の参謀役。ルワードの良き理解者でもある。ロレンスに町の様子を教えてくれる。